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今後10年かけて経営者を育てます
震災後の日本と若者、そして私
編集部 山田厚史
──震災が日本社会に与えた衝撃をどんなふうに感じますか。
20年間沈み続けてきた日本が、このまま衰退していくか、バネを働かすか。その選択を迫られているのではないか。アジアや中国を見ると、何かを成そうという活気を人々から感じる。なのに日本では「清貧の思想」や「頑張らない生き方」みたいなものがもてはやされている。こんなことではますます取り残される。こんなことになったのは大人にも責任がある。大人は、自分が考えていることを若い世代に率直に伝えたほうがいい。だから私も、もっと発言しようと思うようになりました。
──先進国として成熟すると活気が失われるのでしょうか。
そんなことはない。リーマン・ショックで打撃を受けたとはいえ、米国には先端的なイノベーションを起こす若い力がある。経済統合に挑戦する欧州にも活気があります。日本だけが「頑張らない」で済むでしょうか。若者はまだ「日本は一等国」と思っている。不断の自己変革なしに一等国で在りつづけることなどできない。一人ひとりが成長しようと頑張らなければたちまち転落します。
──柳井さんは若い頃から「頑張る人」でしたか。
大学時代はベトナム戦争の影響もあり、ヒッピー思想がはやっていました。私も今で言うフリーターのような感覚だった。しかし、そんなふわふわした気分からは何も生まれない。そう気づいたのは社会に出てしばらくしてからです。
──なにがきっかけで自分の仕事を見つけたのですか。
早稲田では勉強せず麻雀ばかりして、就職は縁故でジャスコに入れてもらいました。雑貨や紳士服の売り場に配属されましたが、面白くなくて9カ月で辞めてしまった。友達の下宿に転がり込んで、英語学校には通っていました。アメリカに留学しようかと漠然と思っていましたが、カネもなく外に出ず、引きこもり状態でした。とうとう父に「戻ってこい」と宇部(山口県)に呼び戻されたのですーー。
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