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早明対決勝者はどっち
来年も明治が志願者数日本一へ
編集部 甲斐さやか ライター 山内太地 写真 小内慎司
前へ、前へ、押していけ──。
12月5日、国立競技場で行われた関東大学ラグビー対抗戦。明治大スタンドの興奮は最高潮に達していた。この日の試合は、伝統の対早稲田大戦で、勝てば12年ぶりに明治の優勝が決まる一戦だ。
編集部は試合前、応援に駆けつけた両校の在校生20人ずつに、「根性」「勢い」などの項目で、どちらが優っていると思うか、アンケートを行った。
「自分たちのほうが、根性がある」と答えた明大生は18人(早大生11人)、「オシャレ」13人(同5人)、「勢いがある」19人(同11人)など、明大のパワーを両者とも認める一方で、「社会に貢献している」という問いに「自校」と答えたのは早大生19人、明大生6人と、逆の結果に。
早大生11人、明大生14人が、「自分たちのほうが大学にプライドを持っている」と回答するなど、両校とも学生の愛校心は強い。だが、「子どもができたら母校に行かせたいか」という問いに、早大生の全員が「はい」と答えたのに対し、明大生は6人が「早大に行かせたい」と微妙な本心ものぞかせた。
2010年入試では、明大の志願者数が、初めて日本一となり、11年続いた早大の首位を奪ったが、
「11年入試でも明大が5千人ほど早大を上回り、2年連続で日本一になるかもしれない」
と言うのは河合塾教育研究部の谷口哲也氏だ。
ベネッセコーポレーション高校事業部事業戦略ユニット情報企画課の榊原広幸氏は、この「日本一効果」が、単なる受験料収入アップだけにとどまらない好影響を明大に与えていると言う。
「1位になったことで、大学全体が元気になった。卒業生も励まされ、大学に追い風になっているのは事実。高校側からは、就職に強い、面倒見が良いというイメージが定着しており、昨今の大卒就職難のなか、高校教員が生徒にすすめられる大学です」
元気があって、根性があって、ひたむきに前へ進む──ラグビーに見られるような「明治魂」は、就活においても、プラスのイメージとして作用するーー。
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