特集『シチュエーション別マストアイテム』
三菱商事、サッポロビール、村田製作所......リアルビジネスマンたちが着る「秋のマストアイテム」


いつ、どこで、何を着るべきか？

ファッションは常にアップデートを繰り返すもの。必要な流行だけを取捨選択するのが流行との正しいつき合い方だ。今回はこの秋のトレンドアイテムの数々から、シチュエーション別にマストアイテムを厳選。そしてリアルビジネスマンが、マストアイテムの着こなしに挑戦した。


ビジネスには「フランネルスーツ」


フランネルとは生地の表面を起毛させてフェルト状の風合いにした紡毛織物のこと。秋冬のスーツ地の代表格だが、ウォーム感がトレンドの今季は特に注目度が高く、さまざまなブランドがこぞって注力している。フランネルのよさは秋冬の季節感を取り入れられること。ウォームビズ用のスーツとしてもふさわしい。ライトグレー、チェック、ブラウンを選べば、より新鮮な印象を取り入れられる。

スーツ￥92,400／ビームスF、シャツ￥24,150／トゥルッツィ、タイ￥13,650／ エリッコ フォルミコラ、チーフ￥10,500／ジョバンニ イングレーゼ、バッグ￥73,500／ザネラート（以上ビームス ハウス 丸の内☎）


ご近所散歩には「ウールダウンベスト」



愛犬との散歩や近所を散策するようなシーンでは、動きやすくて防寒にもなるダウンベストがぴったり。そんなダウンベストに今季は変化が見られる。光沢感のあるナイロンの表地を使ったタイプが減り、温かみのあるウールを使ったタイプが主流になっている。表地がウールなら、スポーティなダウンベストでも落ち着きがあり、上品な印象が高いため、大人にふさわしいマストアイテムになる。

ダウンベスト￥29,400、カットソー￥9,240、ニットキャップ￥8,400／すべてユナイテッドアローズ（ユナイテッドアローズ 銀座店☎）、パンツ￥24,150／ソリード（ビームス ハウス 丸の内☎）、シューズ￥23,100／ニューバランス（ニューバランス ジャパンお客様窓口0120-85-0997）、時計￥12,600／スウォッチ（スウォッチコール☎0570-004-007）


自転車通勤には「キルティングコート」


表地と裏地の間に保温材を入れ、ステッチを施した素材をキルティングという。自転車通勤には着丈が短く、軽量なキルティングコートがふさわしい。スポーティすぎないため、自転車を降りたシーンでもそのままビジネススタイルとして通じる。またキルティングコートは休日着としても活用できることが魅力でもある。スーツからジーンズまで合わせられる幅の広さは、アウターのなかで随一。

コート￥39,900／マッキントッシュ、ストール￥17,850／アルテア（以上ビームス ハウス 丸の内☎）、ジャケット￥44,100／ユナイテッドアローズ、タイ￥12,600／フィオリオ（以上ユナイテッドアローズ 銀座店☎）、シャツ￥23,100／エリッコ フォルミコラ、パンツ￥16,800／エディフィス（以上エディフィス 渋谷☎）、バッグ￥99,750／コーチ（コーチ・カスタマーサービス・ジャパン0120-556-936）、自転車￥59,850／フジ（プロテック六本木☎）

Model Photograph:Keiji Hirai
Still Photograph: Forest
Styling:Masayuki Sakurai
Hair & Make-up:Masayuki(The VOICE)
Edit & Text:Kenji Washio



ニュースの核心　どうなる？ニッポンのエネルギー


３・11の原発事故以降、ニッポンのエネルギーが揺れている。現代を生きるビジネスマンなら考えたいテーマ、ニッポンのエネルギー問題を「あらゆる合理性から考える」。福島第一原発事故はいつ収束するのか、原発がないと電気は足りないのか、再生可能エネルギーが普及するためには何が必要なのか？　それが普及する時、新たな雇用は生まれるのか？　科学領域に精通する『アエラ』の記者、伊藤隆太郎と共に６つの論点を検証した。

Illustration:Toru Morooka
Text:Ryutaro Ito(AERA)
Edit:Toshihiro Okamoto



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